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スティーヴン・キング「セル」感想

スティーヴン・キング「セル」上・下巻読了。

その内読もうと思っててやっと今日読み終わりました。
いやーさすがキング、面白かった。
読み終わって他の人の感想検索しようとしたら今年映画化するんですね今知った…。
しかもアメリカで明日公開だって?
時々自分の直感が恐ろしくなるw
だって2007年に出てて巻末にホステルの監督で映画化するよって
書いてたけどもう2016年だし無かった事になったんだろうなーと…。

イラストレーターである妻子持ちの主人公クレイがボストンの街中で出くわした事件から始まります。
その日その時間、携帯を使用していた人が皆ゾンビになったかのように
人々に襲い掛かるようになってしまいます。
パニック状態の街で幸いな事に携帯を使用していなかった正常な人達と
出逢い助け合いながらクレイは妻子の無事を祈り北を目指す。
12歳のコンピューターオタクであるジョーダン曰く
携帯電話を通して「パルス」が人の脳に送り込まれフォーマットされてしまった、と。
初期化されてしまった為に本能の部分しか残っていない状態。
集合意識となった携帯狂人達は鳥の如く群れをなして昼間活動し、
眠りについている夜間に新たなデータをインストール、再起動を繰り返し学習していくという。
彼らは言葉を持たない代わりにテレパシーを使って情報のやり取りを行い、
感情が昂ぶればサイコキネシスのような能力も発現します。
正常人の行動をテレパシーで制限する事も可能だが知能は低く、怒りの感情しか持たない生命体。
果たしてクレイ一行はどう対抗していくのか?
そして妻子の運命や如何に。


正常人と携帯狂人の生存競争って感じですね。
怪物化してしまった人達もゾンビのように一度死んで蘇った訳ではなく
生きたまま別の生物に変わってしまったので。
クレイと行動を共にする仲間達がそれぞれとても愛着あったので
あの人とかあの人が死んだ時はちょっと泣いてしまった…。

腐女子的にはクレイとトムの関係がめっちゃ萌える。
ていうかトムってゲイ?だよね?
自分達の事をバットマンとロビンに例えてたしトム独り身だしちょいちょいそれっぽい事書かれてるし。
校長とジョーダンも良いキャラしてんだよね。
ちょっと背伸びしてる感じで、でもやっぱり少年らしいジョーダンめっちゃかわいい。
映像化するとなるとあの場面とかあの場面の描写グロくなるだろうなぁ。
  1. 2016/07/07(木) 23:15:57|
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